時間管理と優先順位(4つの領域)について

7つの習慣の時間管理と優先順位について

7つの習慣における時間管理とプライオリティ(優先順位)について学ぶ機会がありましたので
そこでの所感をまとめておきたいと思います。

時間管理について

そもそも時間とは何か、理解しているかということを問われました。
日常的に時間と生活していますが、そもそもの意味を説明できるでしょうか。理解しているでしょうか。

時間の定義

出来事や変化を認識するための基礎的な概念である。(by Wiki)
時間の長さ。時時の流れのある一点。時間の単位。空間とともに世界を成立させる基本形式。(by 大辞林)

時間とは、出来事(イベント)のこと指します。

その出来事を自分でコントロールすることが大事です。
コントロールしなければ、出来事にコントロールされてしまう。自然の摂理です。
自分でしっかりと出来事を管理することが時間管理することに繋がります。

優先順位(4つの領域)について

前述した通り、出来事を管理することが時間管理に繋がります。
では、その出来事はどのように管理すべきか。

タスクの始め方

まずタスクに取り組む上でなにを判断してから、作業を始めますか?
下記の時間管理のマトリクス図を見て考えてみてください。

タスクを取り組む上でまず緊急度を考慮して作業に取り掛かりがちです。
ですが、これをやってしまうと第一領域(必須)と第三領域(錯覚)の作業が増えてしまいます。

必須なタスクばかりで疲弊し、自分の作業だと錯覚したまま誰かのために生きることになってしまいます。

自分への投資となる第二領域を増やすには、まず重要度を考えてから、緊急度を考慮します。
本当に重要なことかと念頭に置いて考えることが大事ですね。

ただそうは言っても簡単にはいかないと思います。
第二領域は以下のような特徴があるからです。

第二領域の特徴

なぜ第二領域を増やすことができないのは、以下の2つが要因です。

  • 手をつけなくても直ぐには効果が表れないから。
  • 誰からもやれとは言われない。

それぞれの領域の特徴とどう対応すべきかも記しておきます。

各領域の特徴と対応

第一領域に係るタスクを増やすとストレスが溜まってしまう。障害対応、顧客対応など。

  • 管理する

第二領域に係るタスクを増やして自分へ投資する。勉強、人間関係作りなど。

  • フォーカスする

第三領域に係るタスクを増やすとモチベーションが下がります。他人の作業、不要な作業など。

  • 減少させる

第四領域に係るタスクを増やすと堕落する。TV・SNSの見過ぎなど。

  • 回避する

おわりに

自分がいま取り組む作業がどの領域に属するのか考えることが大切ですね。

最初に述べたように時間とは、出来事(イベント)です。
そして時間管理するということは、その出来事を管理するということです。

自分でしっかりとその出来事をどのように取り組むかを考えないと他人のために生きることになってしまいます。
なかなか簡単ではないとおもいますが、僕も意識しながら取り組んでいこうと思います。

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